今回は、P10 liteの日本語フォント変更方法です。
P10 liteの日本語表示には、Googleの新フォント「NotoSans」が使われていますが、何となく中華っぽいので僕は好きじゃないのです。モトヤマルベリの方が良かったよ。
ちなみにroot取得が必要です。実行される方は自己責任でお願いします。
▼いきなり余談:テーマで変更できそうな気がするけど…
P10 lite(というか最近のHUAWEIスマホ)にはテーマ機能があり、自作テーマの作成方法もネットで公開されています。はじめはそれを参考にフォント変更するためだけのフォントを作ればうまくいきそうだと思ってたのですが…
・元フォントであるttcの置き換えとなるため、ttc形式のフォントでないとテーマに仕込むことができない
・入れ替えたいと思うフォントがotfの場合が多く、いちいちttcに変換するのが面倒(というか変換が成功しない)
という問題があったため、仕方なく/systemを弄ってフォントを入れ替える作戦にしました。
▼手順を解説します
①rootを取っておく(TWRPのインストールまででもOK)
②adb pull /system/etc/fonts.xml でfonts.xmlを取り出す
バックアップもこの時に。
③xmlを開いて編集する
おすすめはこのソフトです。
374~376行目、402~404行目が日本語フォント指定の部分です。2つがどう違うのかはよく分からない…。
ここの「NotoSansCJK-Regular.ttc」を置き換えます。自分が使いたいフォントの拡張子と一致していれば、ファイル名は何でもいいです。僕は「JapaneseFont.otf」に置き換えました。
④編集したfonts.xmlを戻す
コマンドは、
adb push fonts.xml /sdcard/
adb shell
su
cp /sdcard/fonts.xml /system/etc/
とかですかね。パーミッションとかもクソ適当ですがこれで動いてます。ツッコミは不要です。
そういえば、/systemってそのままpushできるっけ?
〈追記〉
パーミッションは
chmod 755 /system/etc/fonts.xml
で変えられます。文字を読み込めなかったらこれをやってください。
⑤フォントファイルをpushする
フォントファイルを、自分がfonts.xmlに書いたファイル名にして、端末にpushします。
自分の場合は、JapaneseFont.otfにリネームして、
adb push JapaneseFont.otf /sdcard/
adb shell
su
cp /sdcard/JapaneseFont.otf /system/fonts/
こんな感じです。
〈追記〉
パーミッションは
chmod 755 /system/fonts/JapaneseFont.otf
で変えられます。
⑥端末を再起動…したら、フォントが変わってるはず
標準(NotoSans)
ヒラギノ角ゴ
ヒラギノ丸ゴ
▼今後の課題
・英数字フォントは変わっていない
・テーマでの変更はできるようになっていない
英数字は多分テーマで変えられると思います。テーマ変更の方はぜひ実現させたいのですが、たんにJapaneseFont.otfをテーマで突っ込んでも成功せず、手詰まりです。
…進展があるかどうかは、気分次第!?
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